土曜プレミアム特別企画『大韓航空機爆破事件から20年 金賢姫を捕らえた男たち 〜封印された3日間〜 番組紹介 あらすじ キャスト/スタッフ 登場人物 インタビュー
大韓航空機爆破事件について 証言者たちの一言 視聴者からのメッセージ
あらすじ
いまから20年前の1987年、115名の尊い命が犠牲になった大韓航空機爆破事件が起きた。その実行犯は、当初日本人だとされていた。しかし、事件から1ヵ月後、実行犯の名前が明らかになる。北朝鮮・朝鮮民主主義人民共和国の特殊工作員・金賢姫は、偽造パスポートで「マユミ」という日本人に成りすまし、「シンイチ」と名乗る男・金勝一とともに大韓航空機858便の機内に爆弾を仕掛けると、経由地アブダビで降りて逃走。そのままローマに脱出し、北朝鮮に戻ろうとしていた。しかし、脱出直前、ふたりはバーレーン国際空港で身柄を拘束される。「シンイチ」は所持していた毒を飲み死亡したが、「マユミ」は奇跡的に一命を取り留めた。この身柄確保の影には、3人の日本人の存在があった。

原油の埋蔵量が少ないバーレーンは、中東の金融センターとなることに国家の活路を見出していた。が、1980年代になると、イラン・イラク戦争が暗い影を落とす。外務省は、日本人の安全を守るため、バーレーンにも日本大使館を設置することを決める。
石垣島出身の砂川昌順(高嶋政伸)は、在外公館員募集の広告を見て試験を受け、現地採用される。アフリカ・ガーナに配属されると、ほどなく正式職員として採用された砂川は、第二の赴任地としてバーレーン行きを命じられ、大使公邸の物件探し、電話回線や家具などの準備に追われていた。一方、塩原順(伊藤淳史)は、通信会社から3年間の期限付きでバーレーンに派遣されてきた男。塩原は、ビザの発給など、在留日本人への行政サービスを一手に任されていた。
1987年11月29日。その日、砂川は、大使館主催のパーティーに必要なケータリングサービスについて調べていた。そんな彼の元に、友人のフライトアテンダントから1本の電話が入る。まだ公表されていないが、大韓航空機858便が消息を絶った、というのだ。その時点では、乗客に日本人がいたかどうかも、確認できなかった。

やがてその情報を掴んだ日本の外務省は、情報収集に動き、大韓航空機858便の出発地バグダッド、経由地のアブダビ、バンコク、到着予定地のソウルの各関係大使館に調査を要請する。 在アラブ首長国連邦日本国大使館・治安警備担当書記官の矢原純一(勝村政信)は、自衛隊でヘリコプターのパイロットを務め、機長や教官として飛行訓練や任務を実施してきた経歴を持つ叩き上げの自衛官だった。大韓航空機の件を知った矢原は、すでに日本人乗客なし、と処理されていたにもかかわらず、直感的に胸騒ぎを覚え、調査を開始する。パイロットである矢原は、大韓航空858便から緊急信号が発信されていなかったことに疑問を抱いたのだ。

任務を終えた金賢姫(美元)と金勝一(中丸新将)がバーレーンのホテルにいるころ、矢原は、858便のバグダッドからの搭乗者リストを入手することに成功。そこに、「シンイチ」「マユミ」という名前を発見する。
矢原は、ただちに報告のため電報の作成に取りかかった。その情報は、極秘扱いで砂川たちのいるバーレーン日本国大使館など、関係各国の大使館に打電されるが…。
フジテレビホームページをご利用される方へ