#328 大好きだから・・・2006.08.28 O.A.
あいのり  前代未聞の告白失敗の夜・・・総理は呆然としていた。
 ちゃきの心の中に眠る過去。それを全て知り、支えてあげることが総理の誠実な愛だった。
 しかし・・・後悔の塊りが押し寄せてくる。そしてようやく総理は1つの結論にたどりついた。
総理の日記“どんな過去があろうとも関係ない。僕はちゃきが好きです。ただそれだけ。”
あいのり  翌朝。
 昨日のただならぬ事態を知ったメンバーたちはホテルの側の高台に集まっていた。
 すると総理
総理「ごめんね みんな 雨の中 僕は日本にいる時は自分の気持ちとか全然表に出せないダサい男で だけど このあいのりの旅ではその自分の気持ちに正直にいきたいなってずっと思ってて 今日はちゃんと伝えたいって思う 僕はちゃきのことが大好き」
 この時、メンバーたちはこれが総理の告白だと知った。
総理「自分の気持ちは揺るがないし こうやって今メンバーに見られてるだけじゃなくて 世界中のみんなが見てても揺るがないような気持ちを持ってる ちゃきを愛することだけは絶対に誰にも負けない ちゃきを絶対に日本に連れて帰りたい」
 そして、
総理「ここにチケットがあるから明日返事を聞かせてください 明日ね」
 総理は精一杯の想いを告げた。
ちゃき“昨日あんなに必死になってくれたのも あんなに大きな気持ちだから 総理にとってはそれが愛情だったのに・・・申し訳なくて”
あいのり  運命の朝。
 悲劇の国、ボスニア・ヘルツェゴビナに内戦の傷跡を癒すかのような雨が降り注いでいた。
 約束の場所へと向かう総理
 オスマントルコ時代より500年の歴史を見守ってきたこの城の頂で今、運命の時を迎えようとしていた。
 総理からいつもの笑顔が消えていた。
 ラブワゴンでは残されたメンバーたちが総理の最後を見守る。
 総理の肩を打つ雨は悲しみの雨か、それとも歓喜のシャワーか。
 その時!
ひさよん「来た」
 ちゃきがやってきた。
 告白がOKならキスして帰国、NOならチケットを返す。
 果たして、総理の運命は!?
あいのり 総理「おはよう」
ちゃき「おはよう」
総理「昨日言ったように僕は世界中の誰よりもちゃきのことが大好き 僕が見つけた真実の愛はちゃきの色してたし ちゃきの匂いしてたし ちゃきの形をしてた ちゃきのいない未来っていうのが想像できないし 想像したくない 世界中で一番幸せにする 幸せすぎて怖いぐらい ちゃきを一生幸せにする だから一緒に日本に帰ってください」
 果たして・・・ちゃきの出したその答えとは!?
ちゃき総理が昨日と今日まっすぐに私に気持ちをぶつけたように 私も総理に今の気持ちをぶつけたい 総理の気持ちはすごいまっすぐ伝わってきて どうして一昨日あそこまで過去を知りたかったのかっていう理由もそのときにやっとわかった だけど もっと時間があると思ったし もっと一緒にいれると思ったから きっと今までにない愛をくれる人なんだなって思ったけど そんな恋を憧れていたけど・・・やっぱりでもその気持ちには応えられない」
総理ちゃきを失いたくない」
ちゃき「傍にいて欲しいのは総理じゃない 総理の良いところはちゃんと分かってる だけど・・・日本には帰れない」
総理「うん わかった」
ちゃき総理 誰よりもちゃんと私を見てくれて 好きになってくれてありがとう 遠くにいても応援してるから 日本の総理になって」
総理「うん ありがとね うん 頑張って」
ちゃき「ごめんね」
総理「いやいや ありがとう」
あいのり  別れの時。
横みー「ありがとう」
総理「ははは なんかね 体に力入らん」
植っき「世話になったな」
総理「うん」
横みー「本当世話になったよ」
総理「こっちこそ」
横みー「ありがとう」
総理「うん」
ひさよん「3ヶ国楽しかった 癒された ありがとう」
総理「ありがとう ありがとうね」
ちゃき「ありがとう」
総理「うん ちゃきが幸せになるのが 僕の幸せだし うん 幸せになって」
ちゃき「ありがとう」
 そして、
総理「閉めよう」
タチ「俺も 総理に会えてよかったよ ありがとね」
総理「ありがとう」
植っき総理
総理「ありがとう」
横みー「ありがとう」
総理「ありがとう」
ひさよん総理 ありがとう」
タチ「選挙カーみたいになってる 選挙カー」
総理「よろしくお願いします!」
メンバー「あはははは」
ひさよん「頑張ってね〜」
タチ総理〜!」
総理「ありがと〜」
タチ「ありがと〜!マジで〜!」
総理「頑張れ〜!」
総理“一緒に帰れなくてもちゃきの幸せを願えるくらい人を愛せる心を見つけられた この旅で得たものは大きいので ちゃきはアレですけどね 得られなかったですけど”
 こうして総理の旅は終わった。
あいのり  総理と別れたラブワゴンは次の街に到着。
 メンバーたちは夕食をとるためレストランへ。
ヤンクミ「いただきます」
メンバー「いただきます」
 すると、ひさよん
ひさよん「はい ちょっと話をしてもいいですか?私は今日ここでラブワゴンを降ります」
ヤンクミ「はっ?」
 ハンガリーであいのりした25歳のひさよん
 恋に無縁だった学生時代。ラブワゴンでの純粋な恋に誰よりも憧れていた。
 しかし、
アウトロー「それで『なんだ』だとー!」
和泉「わかったから ちょっと」
ひさよんアウトロー お願い お願い」
 トラブル続きだったあいのりの旅。
 大好きだった5歳年下の田上くん
ひさよん「殺したい 初めてこんな思った」
 疑惑は純粋だった愛を憎しみへと変え、ひとり悩み苦しみ続けた旅。
 そして、すべてをかけた告発。
 一度は愛した男の旅を、自らの手で終わらせるしかなかった・・・。
 しかし、それが招いたちゃきとの対立。
 ひさよんが夢見ていたはずのあいのりの旅とは、あまりにかけ離れたものだった。
ひさよん「私も田上くんと一緒にラブワゴンを降りるつもりでした 私が崩しちゃったり乱しちゃったりした空気をもう一回みんなが『明るい旅で行こう』『恋愛したい』って思えるようになったらいいなって思って すごい自己満足かも知れないけど自分なりに一生懸命気持ち伝えて なんか ちゃきともこんなに笑い合えるようになったのなんて・・・私 絶対そんな日こないと思ってたけど だからすごい嬉しくて 本当はもっともっとずっとちゃきと一緒にいたいし だけど それを自分の中でちゃんと清算できたらリタイアしようって決めたので 今ここで私はリタイアします」
ちゃき「やっと向き合えて・・・やっと素直に甘えられると思ったのに・・・いい恋しようねって言ったのに」
ひさよん「ごめんね」
ちゃき「シカトとかして 傷つけてごめんね やっとひさよんと向き合えて本当によかったと思うよ だけど リタイアは嫌だ」
ひさよん「ごめんね」
ちゃきちゃき ひさよん大好きだから」
ひさよん「ありがとう」
ちゃき「ありがと」
ひさよん「ありがとう」
あいのり  別れの時。
タチ「金庫番お疲れ」
ひさよん「ありがとう」
横みー「ありがと」
ひさよん「ありがと」
植っき「ありがとう」
ひさよん「泣き虫」
ちゃき「泣き虫」
ひさよん「お互いだ お前も笑え 最後は」
 そして
ひさよん「ほら!ほら!ほら!乗って いっせーの!エンジンかかっちゃった・・・頑張ってね本当に!幸せになってね!」
タチ「ありがとう〜!」
ひさよん「頑張ってね!」
ひさよんの日記“思い返してみれば辛いことばかりだったけどそれ以上に得るものもたくさんあったし。この旅は一生の財産。私のあいのりに悔いなしっ!”
 こうして、ひさよんの6ヵ国に渡る旅は終わった。
次週予告
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