最高裁で冤罪が晴れたケースがありましたよね?あの判決が出たことで状況が報道されて新聞でも読んで、非常に身近に感じられたところでした。とはいえ実際にはよくわからないんですよね。時々聞くのですが、実際その立場になったらどうなるのか?自分に引き寄せて考えたことがあまりなかったので、「ここまで厳しいのか?」と思いました。
いったん疑われたら逮捕されてしまう、撮影に入って日々身にしみてわかってきているところですね。先日も家宅捜索のシーンがあったんですが、ご近所の目もあるし、あんな風にどかどか入り込んできて家の中を探られて、なんでこんな目に遭わなきゃならないんだろう?って、ドラマなのに理不尽な思いで一杯になりましたね。
そうなんです、それも不確かなことで。やっていない証明って不可能だな、って思います。山崎弁護士からは「示談にしようよ。何百万か払えば会社にも知られることもないし、職を失うこともなく解決できる」って言われるんですね。やってないのに悔しいんだけど、友人としては現実的ないいアドバイスをしてくれていると思うんですね。
お金で解決して、この生活を守れるのであればそれもありなのかな、って思ってしまう。
そういう人がいっぱいいるんでしょうね。
今回の救いは家族がバラバラにならなかったことですね。でも「本当にやってないのね?」っていう思いはありますよね、やっぱり。うちの主人(水谷豊の役柄)はあの通り真面目でしょ?(笑)ああいう人に限って、魔が差すって言うじゃないですか。でもそれまでに夫婦の関係が良ければ、信頼を保っていられる。今までの積み重ねがいざっていう時に出てくるんだな、って思うんです。この家族もいい日常を積み重ねてこられたんだな、だからこういうことがあっても壊れずにいけるんだなって思いました。
あんなに朗らかな、心が開いた方なのでびっくりしましたね。あれだけキャリアのある方なので、どこかこちらも緊張するところがあって・・・でもあれだけ開いている方だとこちらもなんの構えることもなく入っていけました。そこがすごいんだなと思いました。
何かあった時に家族力って試されるんだなって、日々の積み重ねが見えない絆を一日一日少しずつだけど強めているんだなっていうことが今回わかりました。最後は家族しか信じられるものはないので、「信じてみようよ、最後まで」って言いたいです。