佐藤敏昭役 水谷 豊さんインタビュー

  • 佐藤美羽役 宮崎美子さん
  • 佐藤貴浩役 手越祐也さん
  • 佐藤由香役 谷村美月さん
  • 鬼塚敬二役 平田 満さん

Q.この話を聞いてやりたいと思った理由はなんですか?

去年この話を頂いた時に、痴漢冤罪がこんなことになっているとは知らなかったので驚きました。これは誰にでも起こりうる静かで大きな社会問題だと思ったんですね。そして家族の再生というテーマがあったからです。

Q.社会問題というのはどの辺に感じられますか?

時々痴漢冤罪のニュースがありますよね。やったと言われるとやっていない証拠がない限り99%有罪になると。やったという証拠は被害者側の証言だけだと。これは悪用しようと思えばいくらでも人をおとしめていけると思ったのと、実際に痴漢の被害にあって大変な思いをしている人もいる。片方はやってないにもかかわらず99%の人が有罪と言われ、会社での地位も危うくなり、家族も危うくなる。これは果たしてどうしたらいいんだろう?どうしたらいいかということを多くの人が考え始めた方がいいんじゃないかと思います。

Q.家族がいたから闘えたのだと思いますが、一人だったらどうだと思いますか?

一つは初犯だと50万円以下の罰金だというので、それで済ませられるなら、ということが頭をよぎるんだろうなと思います。家族もこれ以上苦しめられるなら「認めてくれ」と言う家族も出てくるというんですね。そうなると、一生自分がやっていないことをやったと言ってしまった自分に耐えられるかどうか、これは相当シビアなことだなと思いましたね。撮影中、手錠をかけられたんですが・・・やっぱり嫌なものですね。

Q.「認めて」って家族に言われたら、どうしますか?

悩むでしょうね・・・。大変なのが、会社はだめになる、子どもは学校に行くお金も払えなくなる、自分のやっていないという主張を通すために、そこまで皆が生活できなくなっていいのか?って、比べようもないことを量りにかけなきゃいけなくなるという、だからつらいんですよね。

Q.容疑者を捕まえて追い詰める役が多いと思いますが、、逆の立場をやってみてどうですか?

警察側の取り調べに対して加害者だと思われたこちら側は、やっていないという証拠がないので、どうしようも無く追い詰められてしまう。普段は僕も人を追及する役が多いですが、みんなこんな嫌な思いをしているのかなと思いました(笑)。

Q.満員電車に乗ったことはありますか?

この話をいただいた時に人知れず電車に乗ってみたんですよ、キャップ被って、マスクして(笑)。そんなにぎゅうぎゅうな混雑ではないですが、いつも車で行くところを電車に乗ってみたんです。マネージャーに聞いたら、混んでいる電車に乗るときは手を使っていないアピールをしなければいけないと。だからつり革を持ってみたり、本を読んでみたり、そのときは手を挙げてると逆におかしいと思われる状況でした(笑)。

Q.男性に何かメッセージはありますか?

男性に限った事ではありませんが、痴漢冤罪では、被害者はもちろん加害者も被害者になってしまいます。やっぱりやっている奴が悪いですよ。気をつけて下さい!と言うだけでは済まない問題が含まれていますよねぇ。本当に痴漢というのは嫌ですね。

ページトップ