主演が水谷豊さんだということに喜びを感じました。家族で水谷さんの作品のファンで、去年の「FNS歌謡祭」でもご一緒させていただいて、すごくステキな方だなと思っていたので、嬉しかったです。このドラマのテーマについては、僕の学校の回りでも実際に痴漢に遭ったという友だちがすごく多くて、痴漢って何なんだろう?って思っていたところだったので、見てもらえる人に痴漢をすることの重さと、痴漢に間違われた人の裁判を覆す難しさなどを考えてもらえればなと思います。
クールで物静かな方なのかなと思っていたんですが、すごく気さくに話しかけてくださるし、撮影中もずっとしゃべっていて現場の雰囲気を良くしてくださる方です。
ホストも介護ヘルパーも家族がああいう状況になっているからやっているんだという意識を持ってやりました。父がああいうことになって、母も崩れて、家族みんなが崩れていく中で、長男として家族を支えるために一生懸命やっているんだ、という気持ちが見ている人に伝わればいいなと思ってやりました。

難しいですよね。人を疑う心は誰にでもあると思いますし、自分の家族に当てはめた時に100%父がやっていないと信じることができるのか?と思ってしまったり。難しい事件なのでなんとも言えませんが、お互いに信じ合う心とか、力を合わせることの大切さ、自分の家族に一日一日なにげないことでも感謝を忘れないということを再認識しました。
自分がホストをやっているときに、父が酔って飲んだくれてしまうというシーンがあるんです。一見、二人で泥酔して家に帰るという楽しいシーンなんですが、そこに至るまでには、父に控訴なんかしないで認めて欲しいと言ったり、母も父に面会に行って喧嘩してしまったり、いろんなことがあった末に初めて飲みに行くシーンなんです。父と子の関係とか、家族でいる時間の大切さにつながっていくので、暖かくて僕はすごく好きなシーンです。