三谷幸喜、ドラマ初主演! 世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・春 ~人気番組競演編~『台詞の神様』
更新日:2010/03/18
世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・春 ~人気番組競演編~
『台詞の神様』
三谷幸喜、自ら手がけた脚本で、ついにドラマ初主演!
しかも相手役は、あの柴咲コウ!?
「悔いのないように演じたい」と語る三谷が、いったいどんな物語を紡ぐのか!?
2010年4月4日(日)21時から23時9分
なんとあの三谷幸喜がついにドラマ初主演!? しかも相手役は、柴咲コウ!?
というのは、今年20周年を迎える『世にも奇妙な物語』でのお話。フジテレビを代表する長寿番組が記念すべき20周年を迎えるにあたり、その周年企画の第一弾として、4月4日(日)21時から放送の春の特別編では、“人気番組競演編”と銘打ち、フジテレビで放送中の人気番組やこれから放送される話題の番組とコラボレーション。いまだかつてない“奇妙”ワールドを、全5編のオムニバスドラマでお届けする。
そのうちの一編、『台詞の神様』は、4月9日(金)から三夜連続で放送する、三谷幸喜脚本によるフジテレビ開局50周年スペシャルドラマ『わが家の歴史』とコラボした作品。三谷が自らの体験を元に脚本化し、柴咲コウを相手に主人公を演じるというものだ。あの人気脚本家であり映画監督でもある三谷幸喜が、48歳にしてついに主演デビュー!? と聞けば、その全貌が気になるところ。
物語は、とあるホテルの一室が舞台。『わが家の歴史』というドラマの脚本を部屋にこもって執筆中の脚本家(三谷幸喜)は、とあるシーンの肝となる台詞がどうしても出てこず煮詰まっていた。丸二日もこんな調子なのだ。「どこかに台詞の神様がいて、最高の言葉を教えてくれる…そんな奇跡が起こらないものだろうか」などと思いながら、男が一息つこうとルームサービスを頼むと、そこに現れたのは、なんと『わが家の歴史』で主人公を演じる柴咲コウそっくりのホテルスタッフ(柴咲コウ)。すでに書き上がっている部分を彼女に読んでもらえば、イメージがふくらんでいい台詞を思いつくのでは、と考えた脚本家は、彼女に協力を依頼するが…。
『わが家の歴史』、そして、この『台詞の神様』のプロデュースを手がけた重岡由美子(フジテレビドラマ制作センター)は、「三谷さんには以前、『世にも奇妙な物語』の脚本を書いていただいたことがあり、映画版のオープニングも入れると、過去に2回“奇妙”にご参加いただいています。20周年を迎えるに当たって、1シーンだけでもご出演いただけないかというお話をしたところ、出演もしていただけるし、脚本も書いていただけるということになって、今回の企画が成立しました」と、この“夢のコラボ”誕生の経緯を説明する。これを聞いた三谷は、「そう、だから僕の方から(脚本を)書くから出させろ、と言ったわけではないんですよ」と語り、聞き手の笑いを誘った。
脚本家、映画監督としてはすでに十分な実力と実績を持つ三谷だが、いざ演じるという状況に至っては、どのような心境だったのだろうか?
「48歳にしてやっとつかんだ“ドラマ初主演”ですから、悔いのないように頑張っています(笑)。まあでも自分自身という設定の役ですから、そんなに大変ではないですね。いつもやっている通りのことをやっているだけなので。衣装も、普段僕が着ているものを身につけて演じています」
自分自身という設定の役ということは、つまり、ほぼ実体験?
「脚本に書いてあるとおり、一晩完徹しても一行も出てこないというのはザラですね。台詞の神様、まさに僕の心情をここに書いた感じ。本当に思いますね。そういう神様がおりてくるようなことが全くこれまでになかったかというとそうじゃないんですよね。たまにあるんですよ。“わ、来た!”みたいなね。だからこそ“今、来てくれ”と切望する瞬間があったりして。ですからココに書いてあるのはほぼ実体験ですし、自分が思ったこと、やったこと、ふだんひとりで部屋にいるときのことを再現しています。僕はずっと新聞で自分のことを書いたエッセイを連載しているんですけど、それをそのまま映像化したというイメージです。具体的にこのシーンで悩んだわけではないのですが、(『わが家の歴史』執筆中に)こういう局面はたくさんありました」
中でも注目のポイントは? という問いかけには、「まぁ…僕の演技(笑)。こんなことはそうそうないですから。でもこれを見た人は、たぶん絶対『わが家の歴史』を見たくなると思うんですよね。だって、このシーンが実際どうなったか、確認したくなるじゃないですか」と、すかさず『わが家の歴史』の存在もアピール。
さらに、今後も俳優として活動する気持ちはあるかを尋ねてみると、「ないですね。本音を言うと、本当に大変ですね。(俳優というのは)すごく尊敬する職業なんですけど、とても僕ができるジャンルではないと思いますし、柴咲さん含めて、みんな役者さんというのはものすごい才能を持っていらっしゃる。才能がないとやっちゃいけないんだと思いますね」といいながら、「まあお話があれば考えますけど(笑)」と、最後の最後まで聞き手を引きつける楽しい語りで締めくくった。
三谷幸喜が柴咲コウを相手にどんな物語を紡ぐのか…気になる全容が明らかになるのは、4月4日(日)21時から放送の、『世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・春 ~人気番組競演編~』。この『わが家の歴史』とコラボした『台詞の神様』以外にも、西田敏行がなんとアニメの『ちびまる子ちゃん』と共演する『まる子と会える町』、『爆笑レッドカーペット』とコラボし、FUJIWARAの藤本が満を持してのドラマ初主演を果たす『もうひとりのオレ』、『はねるのトびら』とコラボした塚地武雄主演『ナデ様の指輪』、『めざましテレビ』とコラボし、奇妙初の過去作品の続編でもある香里奈主演『ニュースおじさん、ふたたび』など、彩り豊かな全5編をお届けする。今回の、この名物長寿番組周年企画は注目必至! どうぞお見逃しなく!
三谷幸喜 コメント
Q.奇妙シリーズに俳優として出演するにあたってのお気持ちは?
だいぶ前に脚本を書かせていただいているんですけど、やっぱり好きなドラマだし、歴史もあるし、それに役者としてかかわらせていただくというのは光栄なことだと思うんです。(とここで、柴咲も“奇妙”初参加だと聞いて「よく引き受けてくれました」と言葉をはさみつつ)、ただ、自分で書いたものに自分で出ているというのがちょっとかっこわるい。できれば他の人が書いた作品に出たかったですが(笑)。
Q.今回の脚本を書くに当たって苦労された点などはありますか?
やはりどこかにちょっと奇妙な部分は残さなければならないので…僕の中ではあまりないんですよ、不思議な出来事みたいなのは。リアリズムの人間なので。そういう意味では最初に(奇妙の)お話をいただいて、『わが家の歴史』を書いている脚本家の話を作ると決まったとき、そこからどういうふうに奇妙な世界に持って行くかというのはかなり悩みました。
Q.実際に演じてみていかがですか?
自分の書いた台詞というのは覚えにくいですね。何となくそれっぽくはしゃべれるんですけど、的確にできない。だから最終的に編集でつながらないんじゃないか、という不安があって(笑)。
柴咲コウ コメント
Q.今回の作品はいかがですか?
今回の物語を書いた“張本人”が相手役なので、「一緒にやっていてきっといろいろ気になるだろうな」というのを気にしてます(笑)。「本当はもっと違うふうにしてほしいんじゃないか」とか思ったりもしますけど、あんまりいちいち聞くと大変なので、ひとりでドキドキしながらやっています。だって、 “脚本家”ですよ? 物語の最初を作っている方なわけですよね。その作られた物語を発する側として、(脚本家の)期待通りにできているのかなどうかというのを、こっそり顔色をうかがいながらやっています(笑)。
Q.三谷さんのお芝居には、どんな印象を持たれましたか?
まだ撮影が一日とちょっとなので、あまり言えないですけど、やっぱりああいった文章を書く方ですから、自然にコミカルな動きになるんですよね。ねらってやっていると言うより、賢明にやっているという感じが、一緒に演じていてとても面白いです。
Q.三谷さんにとっての“台詞の神様”のように、“芝居の神様”がいてくれたら…と思うようなことはありますか?
うーん、お芝居はものを演じるわけじゃなくて人を演じるので、自分の頭で考えてこそと思うので、他に頼りたいとは思わないですが、台詞の覚えが早くなる道具がほしいと思うようなことはありますね。(三谷から詩を書くときに神様がほしくならないかを問われ)あまり煮詰まることがないんですよね(三谷「これからですよ(笑)」)
番組概要
タイトル
『世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・春 ~人気番組競演編~』
放送日時
2010年4月4日(日)21時から23時09分
ストーリーテラー
タモリ
企画
瀧山麻土香
成河広明
水野綾子
情野誠人
プロデュース
小椋久雄
鈴木伸太郎
永井麗子
貸川聡子
重岡由美子
音楽
蓜島邦明
制作
フジテレビ
共同テレビ
2010年3月18日発行「パブペパNo.10-052」 フジテレビ広報部 ※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。





