番組・イベント最新情報「とれたてフジテレビ」
アルジェリア戦、ドミニカ共和国戦に連勝!!
調子を上げてきた全日本、この勢いでメダル獲得だ!!
更新日:2011/11/10
11月4日(金)~12月4日(日)
日本戦全試合をゴールデンタイムで独占放送
『ワールドカップバレーボール2011』女子大会、全11試合のうち、前半戦広島ラウンドの5試合が終了した。
8日のアルジェリア戦では先発迫田が高速バックアタックを次々に決め、9日のドミニカ共和国戦では江畑がチーム一の16得点をたたき出した。まさに日替わりでのニューヒロイン誕生だ。ここまでの日本の成績は3勝2敗。調子を上げてきた全日本、この勢いでメダル獲得へ向け突き進め!!
明日11日からは札幌に舞台を移し、セルビア、韓国、ブラジルと世界のトップチームとの対戦が続く。果たして強豪チーム相手に、眞鍋JAPANはどんな戦いを見せてくれるのか?
そこで、連日広島大会の放送席にて熱い戦いを伝えている、実況・三宅正治アナウンサーとキャスター・平井理央アナウンサーに緊急取材!! 今のNIPPONバレーの新しい見方、楽しみ方を語ってもらった。
題して、「全日本男女チーム、NIPPONの新しいバレーを10倍、100倍楽しんで見るための注目ポイント!!」
三宅正治
1962.11.15生まれ。広島県出身。
早稲田大学を卒業し、1985年に入社。野球、F1、競馬など各スポーツ実況を担当。バレーボールワールドカップの実況は1995年大会からで、今回が5大会目となる。
平井理央
1982.11.15生まれ。東京都出身。
慶応大学を卒業し、2005年入社。中・高校生とバレーボールプレイヤーだった経験を生かし、入社1年目にバレーボールアナとしてデビューする。「すぽると!」担当。前回のワールドカップに引き続き今回もキャスターを務める。
Q.いよいよ大会も中盤を迎えましたが、大会の雰囲気はどうですか?
- ★平井アナ
- 広島の会場が連日満席で、コートと観客席が近いのでお客さんの熱気がものすごいです。かつてないくらい一体になれている感じ。その声は選手を後押ししてくれると思います。スティックバルーンの音と声が大きすぎてコーチの声が通らないらしいです(笑)。あと会場の緊張感が…ものすごいですね。
- ●三宅アナ
- あの陽気なイタリアの選手が何も物言わず会場に入ってくる…ワールドカップってそういう大会なんだなと思う。日本の選手もそうだしね。
- ★平井アナ
- いつも日本の控えの選手は声を出してチームをなんとか盛り上げようとしていて、「いいな」と思うのですが、初戦なんかは本当に控えの選手も顔が青白いくらい緊張していました。初戦はなぜかアナウンサー陣も非常に緊張しますし…。
- ●三宅アナ
- 緊張したあ。久しぶりに緊張というかドキドキした。やっぱり「メダル取れるのでは?」という期待感があるからだと思う。「今日は勝ってほしい!」とかそういう思いがしゃべっているときに込みあげてきた。普通の国際大会ではない、“ワールドカップバレー”だからそんな気持ちになるんです。
Q.大会のメダル争いの行方はどうですか?
- ●三宅アナ
- 大会が始まってまず初めにビックリしたのは、今大会の優勝候補がいきなりぶつかって、アメリカがブラジルに勝ったこと。やっぱりアメリカなのか!? という雰囲気になってきたよね。そのアメリカと日本は最後に戦います。そこに行くまでにメダルが狙えるように巻き返してほしいですね。
- ★平井アナ
- 昨年の世界選手権の3位決定戦で、アメリカと戦って日本は勝っていますから!!
- ●三宅アナ
- そうだね。あの世界選手権の再現のような、最終日の最後の最後にメダルがかかったマッチゲーム、そんなふうになればなって感じだよね。
- ★平井アナ
- はい。そんなドラマが見られることを信じて中盤以降も応援していきましょう。
Q.それではお二人から見た、「ワールドカップバレーを10倍、100倍楽しんでみるための注目ポイント!!」をいくつか挙げていただけますか?
注目ポイント1 スピードバレーに注目
- ●三宅アナ
- はい。一つは男女ともですが、“スピード”ですね。以前から日本のバレーは速かったのですが、さらにこの北京五輪からの3年間で男女ともスピードアップしている。今、世界のバレーは高さやパワーだけではなく、高さやパワーもあるチームがスピードも兼ね備えていて、日本が勝つにはそれをさらに上回る“スピードと正確性”…これが絶対に必要です。見ている人たちも「えっ、そこからそっちにそんな速いボールを!?」というようなトスワークが随所に見られると思うので、女子の竹下、男子の宇佐美、彼らがどんなトスをするのか? そのトスをさせるためにどれだけいいサーブレシーブをセッターに返しているのか? そこに注目してほしいです。これが今回の日本バレーの生命線。それを断ち切られたら非常に苦戦するでしょう。ただ、これが上手くいったら…今までに見たことのない速いバレーを展開することになる。それはぜひ楽しみにしてほしいです。
Q.実戦で「高速バレー」成功の可能性は?
- ●三宅アナ
- とても難しいです。女子の場合セッターがトスを上げて打つまでに1秒かかるところを0.8秒にするという、このコンマ2秒を縮めることができれば、どんな強豪国でもブロックが完成できないんです。それを追求しているのですが、当然そのためには、正確性みたいなものが今はまだ犠牲になる。でもこれがきっちりはまってきた時には、日本が目指していくバレーが見られると思います。
注目ポイント2 眞鍋監督の精密な戦術=データバレーに注目!
- ★平井アナ
- いろいろなデータをもとに、最良の選択をしていくというのが眞鍋監督のモットーです。メンバーチェンジのタイミングであったり、サーブの狙い目であったり、視聴者の方や会場でご覧になる方は、自分も監督目線で探りながら、「今日は何番の選手をサーブで狙ってきているな?」などその戦術を予想しながら見るのも楽しいと思います。
- ●三宅アナ
- そうですね。平井の言うとおり、やはりデータバレーです。男子は以前から取り入れていますが、女子の場合は特に“リアルタイムでデータをどんどん戦略に反映させていこう”という試みをしていて…選手たちも数字で見せられると納得するみたいですよ。
注目ポイント3 眞鍋監督の手元のモバイル端末に注目!
- ★平井アナ
- 眞鍋監督のデータバレーですが、リアルタイムでアナリストが分析、それが監督のモバイル端末に飛び、スパイク決定率とか一定値以下になると赤い数字になって、それで交代のタイミングを計ったりしているみたいです。
- ●三宅アナ
- 昨年の世界選手権で初めて情報端末を使って銅メダルを取ったのですが、この段階でどこが弱いとか、相手の攻撃はこういった傾向があるとか、逆にこちらはここが弱いとか、パフォーマンスがリアルタイムで数字が出てくるので、それが指針になります。ただ、見ているだけだと、「なんかちょっと調子が悪いのかなあ? でも決めている気がするし?」というのがちゃんと数字になって出るので、もう今この選手は替えるべきだとか即断できるんですね。これがこの間のメダル獲得には大きかったらしいです。
- ★平井アナ
- そうなんです。ただ眞鍋監督は数値には出ない、その選手が場を盛り上げる力もあるから、それもいつか数字化できるとよりいいのだけど…とお話しされていました。
注目ポイント4 やはりサーブでしょう!
- ●三宅アナ
- あとは、サーブですね。サーブで崩さないと…サーブとサーブレシーブでくくってもいいです。サーブで崩せば相手も思ったような攻撃ができなくなって、ブロックで締めやすくなる。日本のサーブもいろいろ考えている。強いサーブももちろんですし、この選手を崩そうとターゲットを決めてサーブを打つ場合もある。あるいは、この選手にこの角度で取らせたらボールはセッターからこっちにあがるといったデータもある訳です。そっちに網を張ってブロックでねらうという戦略サーブもあります。日本の選手は相手コートを9分割したくらいのエリアで狙えます。リベロのちょっと横とか、サイドアタッカーの前とか、そうするとサイドアタッカーが一度前に出るので、もう一回後ろに下がって助走してきても遅くなってしまうので、成功率が下がるというデータがあるんです。日本は特に木村、岩坂のサーブがいいですから注目してほしいですね。逆に言うと日本も相手の厳しい強いサーブに対してサーブレシーブでいかに返すかということが大切です。いわゆるAパス(竹下が全く動かなくてトスが上げられるベストなパス)が、セッターに入っていくと、選択肢がたくさんある形なので相手ブロッカーも絞りづらくなって、1枚になったり、1枚半になったり決めやすくなります。4人のスパイカーが同時に動いて竹下が誰にトスを上げるか分からないプレーを“シンクロ攻撃”と呼んでいますが、すごくスピードがあって面白いのでぜひ注目してほしいですね。
注目ポイント5 新しいブロックシステムを見てほしい
- ★平井アナ
- はい。男子は特に今シーズンから中垣内コーチが就任、コーチがそのブロックシステムを全日本に持ち込んだものを今みんなでやろうとしていています。もしこれがはまれば大きな武器になると思います。ぜひこのブロックにも注目してほしいです。詳しくは難しいのですが、とにかく速くするのだと思います。ブロックに入る位置により速く入るということと、一人一人の役割をより明確にする。そんな決まりみたいのがあるようです。
- ●三宅アナ
- 特にディフェンス部分で重要なブロックですが、年々ブロックも速くなってきています。ブロックシステムがどんどん進化してきているので、それをいかにかいくぐるかを考えながら攻め、ブロックする側は、逆にどのシステムなら相手スパイカーを止められるのか考える。これは横から見ているだけだと分かりづらい。これを今回の放送ではコートの縦位置のところに解説者を一人置いて、今ブロックがこういう形になっているとか、なぜこうなったか…というようにブロックの形をタイムアウトやセットインターバルの時にタッチパネルを使って解説します。これはフジテレビの新たな試みですのでぜひこの“コートの縦位置解説”も楽しんでいただきたいです。
Q.では、最後に男女の注目ポイントをそれぞれ挙げていただけますか?
平井アナの注目ポイント女子 「何といっても竹下選手のトスワーク!」
- ★平井アナ
- 女子では竹下選手です。世界最小で最強のセッターと世界が認める竹下選手ですが、竹下選手については今が集大成だとお話を聞いているとわかります。選手それぞれでどのようなトスがいいかとかものすごく考え抜かれてプレーされている方なので世界一のトスワークに注目してほしいです。「決めなさい」という声が聞こえるくらい、ミスした選手にトスを上げ続けることもあるんです。
三宅アナの注目ポイント女子 「眞鍋監督の采配とエース木村選手」
- ●三宅アナ
- 女子はですね。眞鍋さんがずっとこの4年間、自分の中での目標を決めて1年1年それをきちんとクリアしてきたってことだと思います。最初は“世界を知る”“自分たちが世界の中でどれくらいの位置にいるのか見よう”というところから始まり、“では勝っていくためにはどうすればいいか?”“世界の3位に表彰台に上がるにはどうすればいいのか?”ということで速さを追求して世界選手権で銅メダルを取ったんですよ。眞鍋監督は「今度は金メダルを取る。一番輝いているメダルを取る」と言っています。今回は眞鍋ジャパンの集大成です。ここでメダルが取れないんだったら、オリンピックでも取れないという意気込みで臨んでいる。もう一つは木村沙織の成長ですね。完全に木村沙織のチームになりました。彼女のパフォーマンスが落ちれば日本は勝てない。それは彼女が一番よくわかっている。今まではどちらかと末っ子でのほほんとしていた木村ですが今は見事に日本の柱に成長してくれた。彼女がどれだけ大きくなったかを見てもらいたいです。
Q.男子はいかがですか?
平井アナの注目ポイント男子 「石島選手のリアクション!」
- ★平井アナ
- はい。男子は石島選手の大きいリアクションと、魂のプレーに注目です。大人になったと精神的にも強くなったと周りの人も言っていて、彼のスパイク、ブロック、サーブのパワフルプレーが楽しみです。
三宅アナの注目ポイント男子 「清水選手&福澤選手!」
- ●三宅アナ
- 男子は前回のメンバーとあまり変わっていない。前回清水はまだ学生だったのかな? 非常にまだ若かった。その中で戦って結局自分のパフォーマンスを出し切れなかった。あれから4年経ってゴリは日本のスーパーエースに成長し、自分が決めなければチームは勝てないと日本を背負って闘おうとしています。福澤も最近スパイク決定率がすごく良くなってきています。彼は今年のワールドリーグで一番光っていました。この若い二人の活躍に注目してほしいです。
最後に一言ずつ…
- ★平井アナ
- 「選手一人一人のストーリーに、注目してほしい!」
私はやはり、選手一人ひとりが持っているストーリーだったり、思いを伝えていければと思います。 - ●三宅アナ
- 「視聴者についてきてもらえるように分かりやすく伝えたい。」
今までのバレー中継よりもかなり細かくなると思います。とっつきにくい部分があるかもしれませんが、ただ打った、決めたということではない、なぜ決まったのか? なぜ決まらなかったのか? そこがきちんとわかる放送にしたいと思っています。世界のバレーもどんどん進化して、どんどん情報化して細かくなってきているので、ぜひ視聴者の皆さんもついてきてほしい。そうすればもっと面白くなると思います。
番組概要
タイトル
『ワールドカップバレーボール2011』
放送日時
女子2011年11月4日(金)~11月18日(金)
男子2011年11月20日(日)~12月4日(日)
19時~20時54分予定(最大延長55分・変更の場合あり)
※11日のみ20時10分~22時19分(最大延長25分)
※男女合わせ日本戦全22試合を独占放送
※CS放送フジテレビONE TWO NEXTでは男女合わせて132試合すべてを放送。
※BSフジでは、試合当日23時~『ワールドカップバレーボール2011LIVE! バボニュース』を放送。
大会スケジュール
女子大会
11月11日(金) 日本×セルビア
11月12日(土) 日本×韓国
11月13日(日) 日本×ブラジル
11月16日(水) 日本×ケニア
11月17日(木) 日本×ドイツ
11月18日(金) 日本×アメリカ
男子大会
11月20日(日) 日本×イラン
11月21日(月) 日本×アルゼンチン
11月22日(火) 日本×キューバ
11月24日(木) 日本×セルビア
11月25日(金) 日本×ポーランド
11月27日(日) 日本×エジプト
11月28日(月) 日本×中国
11月29日(火) 日本×アメリカ
12月2日(金) 日本×ロシア
12月3日(土) 日本×イタリア
12月4日(日) 日本×ブラジル
大会形式
男女それぞれ12チームによる一回戦総当たり戦(シングル・ラウンド・ロビン方式)
ワールドカップバレーボールは、世界予選を勝ち抜いた強豪国など男女各12チームが1カ月にわたって激戦を繰り広げ、世界一を決定する大会。大会の男女上位3チームには、2012年のロンドンオリンピックへの出場権が与えられる。まさにバレーボールの強国が、国の威信をかけてオリンピック出場を競う真剣勝負の場、それがワールドカップだ。
2011年11月10日発行「パブペパNo.11-275」 フジテレビ広報部 ※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。

