福原貴之役 石黒賢
この話は実話であり、こういう悲しい思いをした方は世の中にたくさんいらっしゃいます。みなさん「まさか自分の身には」と思っていたのではないでしょうか・・・。ドラマでは、どこかでは“絶対に諦めない”ということ、そして最後には“前を向き、先を見て生きていく”ということを、自然に演じていければと思っています。ですが、実際に起こったら本当に辛いことだろうと思います。

Q.ドラマに出演して変わったことはありますか?

改めて気持ちを言葉で表すように心がけようと思いました。そして、一日一日、その時々を“大事に”生きていかなければいけないなと強く感じました。

Q.演じていて辛かったシーンは?

最後の方のシーンなのですが、杏子(黒木瞳)が子どもたちのことや家のことを心に焼き付けている場面が一番辛かったですね。本当に、無念だったのだろうと思います。

Q.心境として入り込む部分はどういう所ですか?

僕自身も子どもがいる身ですから、自分に置き換えて考えたりするのですが・・・、かなり混乱してしまうと思います。実際のご主人にとって奥様は高嶺の花で、結婚式当日まで本当に自分と結婚してくれるのか不安であり、いまでも奥様の事が大好きで写真を飾っているとお聞きしました。とても素敵な話ですので、その純粋な奥様への愛情を大事に演じていきたいと思います。

Q.家族へのラブレター(遺族に残されたノート)を見てどうでしたか?

読んでいると日常を感じさせる内容で、それが逆にこの人はもういないんだというせつなさや、悲しさを感じます。日によっては体調が影響して短い文章だったりするので・・・、とてもつらく感じます。

Q.「千の風になって」の曲の印象は?

近しい人が亡くなっても、常に心の中にいると思っていますので、「お墓の中にはいません」という歌詞が分かるような気がします。いつも見守って貰っているような気がするんです。

Q.視聴者の方へのメッセージをお願いします。

家族でも友人でも誰でも、人を思いやる心を描いたドラマですので、そういう部分を見て欲しいですね。このドラマを見ることで、一番身近にいる人を改めて大切に思う気持ちを抱いていただければ嬉しいです。