この『輪廻の雨』の台本を最初に読んだときはいかがでしたか?
物語が衝撃的で切なかったですね。また、山本くん演じる孝平の、人間なら誰にでもある、ある意味「嫌な部分」も丁寧に描かれている作品だと思いました。修平という役は演じてみていかがでしたか?
撮影に入る前に共演者の方とリハーサルを行って、「あまり人と目を合わせない」とか「パニックになったときにパーカのフードを握る」といった修平の癖を決めていきました。そのおかげで撮影に入ってからは悩むことなく演技ができました。修平という役は今までに演じたことのない役柄だったので、終わったときに精神的な疲れは相当なものがありましたが、撮影が終わったあとに引きずってしまう、ということはなかったですね。今まで僕はかわいい役や元気な役が多かったので、今回、この作品で考えさせられる部分もあったし、見ていただける方に対して影響力のある作品だと思ったので、自分としてはまた新たな役で成長できたのではないかと思っています。
山本裕典さんとは『アタシんちの男子』以来、ふたたび兄弟役です
同じ兄弟役でもただ作品が違うというだけでなく、こういうシリアスな考えさせられる作品で兄弟役だった、というところが特に楽しかったですね。山本くんは『アタシんちの男子』の時と違って「頼れるお兄ちゃん」でした。もちろん役柄的に、ですよ(笑)。
山本さんは「瀬戸さんのキュートな笑顔が見どころ」とお話していましたが
バッチリ笑っているわけではないが、頑張って笑っているわけでもない、という修平なりの笑顔が視聴者の方の心に響けばいいなと思っています。それがキュートだったら嬉しいですね(笑)。演じてみて特に印象的なシーンはありますか?
どのシーンもとても重く、印象的なものですが、特にラストのシーンは修平の健気さ、素直さ、そしていろいろな複雑な気持ちがすごく伝わって、演じていて自分でもグッとくるところがありました。撮影が大変で印象的だったのは雨に降られるところです。雨のシーンはいくつかあるのですが、特に夜、橋の上で雨に降られるシーンは寒かったですね。でも、僕たち出演者はカットがかかると暖まることができますが、スタッフの方は合羽を着てずっと雨に濡れて撮影しているので、ここは自分も頑張らなくては、と思いました。
この作品のタイトルは『輪廻の雨』ですが、瀬戸さんは輪廻転生を信じますか?
信じます!もし生まれ変わったら、また自分に生まれ変わりたい。そして、今とは違う人生を頑張りたい。たとえば・・・宇宙飛行士とか(笑)。最後に視聴者の皆さんへメッセージをお願いします
見どころは孝平と修平の兄弟愛です。日常ではなかなかない姿だとは思いますが、こういう兄弟愛もあるということを感じていただけたらと思います。そして、実際ドラマを観て思うところは人それぞれ違うとは思いますが、完璧な人間はいない、というメッセージを感じて頂けたらと思います。
