役と同様、私にも幼なじみの同級生がいますが、いつも応援してくれつつ、厳しい視線でも見ていてくれる、とても大切な存在です。ずっと変わらないでいてくれる人がいるというのは、自分を見つめ直す時にすごく助けてくれるので、台本を読んだ時、幼馴染がいうこと、ラジオのパーソナリティーという職業、田舎があるということなど、自分と共通点が多いなと思いました。
幼なじみである青木剛史役の増田貴久さんは、親近感と安心感、そして懐かしさを感じる素朴な雰囲気があり、すんなり関係性が出せました。撮影で印象に残っているのは、その増田さんにヘッドロックをかけるシーンの時、カメラにちゃんと見えるよう、向きを考えながらやったのですが、首を締めているみたいになって、すごく難しかったことですね。
このドラマのテーマは“卒業”ですが、私自身が一番“卒業”を実感したのは、20歳になった時。それまでも一人暮らしで仕事と学校を両立させていましたが、20歳までは未成年だから、悪いことをして親を悲しませたくないという気持ちがすごく強くありました。そういう意味での“やりきった感”や開放感を、未成年という肩書きが取れた20歳になった時に感じました。
この作品を見て、続けることに意味があり、努力して続けていくということの大切さが伝わればいいなと思います。