前回大会では、国際大会初優勝を成し遂げ、今大会では国際経験豊富な澤穂希選手、新鋭宮間あや選手らを中心に、連覇を狙うなでしこジャパン。「なでしこvision」の下、若年層からの選手育成・強化を図るなど、女子サッカーの人気、実力向上を目指している日本の女子サッカー界。そして目標として掲げられていた「ワールドカップ、オリンピックでベスト4に入る」というビジョンは北京オリンピックで見事に成し遂げられる。引き続き佐々木則夫監督が指揮を執る今後の「なでしこ」たちからも目が離せない。
数々の世界大会でアジア随一の成績を残し、「アジアの女王」として君臨し続けた中国女子代表。2008年の東アジア女子選手権を皮切りに、世界大会において、日本や朝鮮民主主義人民共和国の後塵を拝するようになった。苦しい時代を乗り越えるためにも、今大会での成績は重要となる。
決勝大会参戦が決まったチャイニーズタイペイ。かつてはアジア女子選手権3連覇を果たすなど、アジアサッカーを牽引する役割を担ってきた同国代表。近年では20代前半で現役を引退してしまう選手が多いなど、継続的な強化を図ることができないなどの悩みを抱えているが、かつての栄華を取り戻すべく、復活の機会を狙っている。
前回大会終了後、監督のアン・イスクは「2~3年後には中国、朝鮮民主主義人民共和国、日本といったチームに対抗できると信じている」と述べていた。 そして、今大会。それを実証するかのような成績を挙げている。予選大会を41得点、失点ゼロと圧倒的な強さで突破したのだ。東アジアにおけるライバル3カ国に迫る実力を備えたチームは、2005年以来の優勝を目指す。