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コチキャラフラッシュバック


2001〜2002 2002〜2003
2003〜2004 2004〜2005


2004〜2005
熊本商
カムイさんこと、椿本コーチが熊本商に来るようになって4ヶ月が過ぎた。新人戦まであとわずか。しかし、チームの調子は一向に上がらなかった。特に、セッターのアオは、プレッシャーに押しつぶされそうになっていた。そんなアオを助けてあげられない仲間たちにもどかしさを感じる原田監督。そんな監督の厳しい言葉を噛み砕いて伝える椿本コーチ。しかし、実は、もっと深刻な不安を持つ選手がいた。エースのハク。肩の痛みを我慢して、芽生え始めたエースの自覚だけが、彼女の身体を動かしていた。そのわけを知っているのは、キャプテンのタクたち数人だけ。ハク自身が、みんなに気づかれないように振る舞っていた。
新人戦当日。今日一つでも勝てば、憧れの春高バレーの予選に進める。しかし、その相手は夏に敗れた強豪・天草高校。先取点は、熊商。サーブのいい、副キャプテンのノアが続く。ハクもみんなに負けじと、要所要所で決める。期待の1年生、イクが打ち抜いて、セットポイント。アオの表情が変わっていた。チームの司令塔の顔になっている。仲間たちが、お互いに支え合って、成長していた。コートの外から声援を送るキャプテンのタク。その声は、確かに、仲間たちの心に届いていた。そして迎えた、マッチポイント。春高予選まで、あと一点。最後は、やはりエースのハク。この日一番のスパイクだった。ようやく、ハクは人前で痛い肩を押さえた。
金沢桜丘
KUROBEアクアフェアリーズの現役コーチを務める三木コーチがやって来た金沢桜丘は県下有数の進学校だが、部活動にも力をいれる「文武両道」がモットーの高校だ。昨年、監督の橋本先生が赴任してからは急速に力をつけ、春の県大会ではベスト4にも進出した。
しかし文武両道の厳しさもあり、大事な新人戦には2年生が大幅に抜けた新チーム体制で臨むことになった。1年生メンバー中心で、しかも公式戦初参加となる選手もいる中、普段はもの静かなキャプテン田保がチームをプレーで引っ張る。準々決勝までコマを進めると、相手は強豪北陸大谷。田保の頑張りに奮起した金沢桜丘は敗れたものの1セットをもぎ取る奮闘を見せ、価値あるベスト8入り。これで春高県予選二次予選への進出を決めた。
その年最後のコーチング、選手たちの頑張りを称えて三木コーチからは一足早いクリスマスケーキのプレゼント。ひとときの楽しい時間を過ごして、年明けの二次予選へ向けて新たなスタートを切った。
東九州龍谷
かつての扇城、現在の東九州龍谷で高校3冠を達成したチームのメンバーだった永富先輩が、コチキャラコーチとしてチームに帰って来た。期待と緊張感、そして不安の入り混じった中コーチングがスタート。まだ現役を離れて間もない永富コーチは一緒になって体育館で汗を流す。
そんな永富さんも高校時代は現在選手たちが住む大木監督の自宅で寮生活を送っていた。学校から自転車で10分の距離にある寮は、元は傘屋さんだったらしく、築およそ100年。監督のご自宅兼バレー部寮として使い始めて36年。その間、大木監督の奥さん、かつゑさんが寮で面倒を見てきた生徒たちはおよそ300人。その中でも永富さんは食欲旺盛な、とても印象的な生徒だったという。
  練習後、懐かしく訪れた寮には永富コーチの思い出がいっぱい残っていた。当時からある「整理整頓」の文字や掃除当番表など変わらず残っているものも多い。
  永富コーチにとってはここがいつ来ても...「ただいま!」って言える場所なのだ。

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