今年も個性豊かな全日本女子チームを率いるのはこの御方、柳本昌一監督です。アテネオリンピックで日本を2大会ぶりにオリンピックに導いた名将。次は北京で悲願のメダル獲得を至上命題に掲げています。ご存知の通り、監督は戦略家でありアイデアマン、大会ごとに独創的な勝利へのシナリオが描かれていきます。(昨年は「変化とスピード」のバレーで新たな境地を開きました)。 そんな監督の今年のテーマは「-2(アンダー ツー)」。昨年フルセットやデュースとあと一歩で涙を飲む試合が多かったことを教訓に、選手には見に見えないものも含め、それぞれミスを2つずつ減らすこと、プレーの精度を高め23点以降の得点を確実に取れるようにすることを目標としています。また今までアテネも含め大きい国際大会では全て5位という成績を収めていた柳本ジャパンにとって、今年は「-2」で表彰台を狙う・・・という意味も含まれています。アテネから2年、そして北京まで2年、「ワールドグランプリ」は世界の中で日本は今どの位置にいるのか、これから何を足していく必要があるのかを見極める絶好のチャンス、「柳本ジャパンの中間テスト」ともいえる大会なのです。監督も強豪ぞろいの対戦国に「これはオリンピックの前哨戦、ここで当たるチームは確実にメダルに絡んでくるからな」と気合い十分、必ずや面白い戦いを見せてくれるはずです。 |