青池リカという難役を演じられていかがですか?
リカの役は、女優なら誰もがやりたい役ではないかと思います。この役に巡り会えて幸せです。新しい年のスタートに、女優として羽ばたける、そんな励みになる役ですね。
演じる上で留意した点などありましたらお教えください。
妻であり、母であり、女性であり・・・リカはいろんな顔を持っていて、一つの顔を表に出しているときは別の顔を隠しているので、そこを気をつけて演じました。
撮影中の印象に残ったエピソードなどありましたらお教えください。
草庵のセットをロケ地まで運んで、沼の脇に建てて撮影した日があったんです。
日が暮れ始めて、ちょうどあたりが闇に入るころ、草庵のかやぶき屋根の上あたりに、大きな流れ星が流れたんです。ドラマティックでした!みんなが幸せになりますように、って願いを込めました。
稲垣吾郎さんとの共演の印象をお聞かせください。
彼が二十代のころドラマでご一緒させていただいたことがあるんですが、今回すごく感じたのが、声が大人になったなぁということ。目をつむって金田一さんの謎解きの声を聞いていると、すごく声に幅があると感じて。大人の役者さんになったんですねぇ。せりふの量もとっても多いし、金田一耕助はむずかしい役柄だと思うんですよ。でも稲垣さんはその大変さを表に出さないんですよね。ひょうひょうとしていて、そんなところが役柄とぴったりですね。
「悪魔の手毬唄」のみどころ、ここが怖い!というのをお教えください。
犯人像が見えるようで見えない、安心しているとふと後ろに現れるような、その恐怖がみどころでしょうか。
視聴者の方々へメッセージをお願いします。
演じている私たちも、横溝正史の世界に惑わされています。見てくださるみなさんもきっと虜になると思います。ぜひご覧ください。