INTERVIEW07

バックナンバー

益子礼二役 東幹久さん

『東京DOGS』の台本を最初に読まれた時の印象はいかがでした?

脚本の福田(雄一)さんは、人気の作家さんなので、これまでの作品を見たこともあります。意識的に面白い描き方をされていて…犯人がすぐに分かっちゃったりとか(笑)。良い意味でリアリティーもありません(笑)。でも、ある意味、昔からリアリティーのないドラマ作品ってたくさんありますよね。それよりも、登場人物たちの勢いで“こいつら面白い”とか“ダサいな…”と思わせてくれる感じです。『東京DOGS』もリアリティーを取っ払って、勢いで見せ、時に笑わせる作品だと思います。だけど“笑わせる”ことは、中々難しくて…。台本で笑えても、生身の人間が演じて映像になると“ん?”な部分も出てくるんです。そこは監督や役者同士で作っていくのが、僕らの役目。そういう意味では一筋縄ではいかない作品ですね。

ある意味、現場任せな…。

そうですね。でも、こういった作品で演じるのは面白いですよ。もちろん、みんな最初は、芝居をしてみての確かな手ごたえは感じられなかったと思います。まして小栗(旬)くんは、ものすごく芝居を考える人で“もっと! もっと!”と突き詰めています。(水嶋)ヒロくんも、クソ真面目だし(笑)。他のみんなも中々演じたことのない作品なので、それこそ『東京DOGS』のカラーを見ている人に感じてもらおうと、日々悩みながら演じています。

益子は、どのようなキャラクターだと思われますか?

益子は特殊捜査課の中では、一番情報収集に長けている刑事という設定です。でも、そこはあまりクローズアップされていなくて(笑)。どちらかというと、子煩悩ぶりの方が出ていますよね。多分、恐妻家で奥さんに頭が上がらないのだろうと思います。

益子も含めて特殊捜査課のメンバーたち、それぞれの背景も見たいです。

個性的な役者さんが集まっているドラマなので、いろいろなことが出来ると思います。後半に向けて、奏(小栗旬)やマルオ(水嶋ヒロ)を逆に益子たちがいじるとか…。上手い具合に絡めたら、特殊捜査課メンバーたちの個性も出てくるかもしれません。そうなったら良いですね。

奏やマルオのようなアクティブな動きもなさりたいとは?

面白そうですけど、大変ですよね(笑)。小栗くんと水嶋くんの殺陣には、リアリティーがあると思います。おかしな会話をしながらも、殺陣はリアル。だからこそ成立するシーンですよね。また、ドラマ自体もリアルなアクションがあるから締まっていると思います。

現場の雰囲気はいかがですか?

集まっている役者のみなさんが、心の深いところに持っているものが近い方たちばかりです。一言、二言だけで、会話のキャッチボールができてしまうような感じですね。本当に良いチームが出来上がっていますよ。そういった空気感は、画面を通して伝わっているのではないでしょうか。なんでも話せて、相談できるみなさんの中で、僕はサポート的な立場でいられれば良いと思っています。

後半に向けて、益子のこんな面も見せたいと思うところは?

特にないですね(笑)。でも、ニューヨークから奏が来て、その前からマルオがいて…。そんな2人と、ずっと一緒にいるので何か感じるものは益子も持っていると思います。物語が進行していく上で、奏、マルオに益子が新たに何を感じていくのか? は、楽しみにしています。神野の組織も次第に明らかになっていくと思います。奏、マルオを中心とした特殊捜査課メンバーの動きも合わせて最後までご覧下さい。

PAGETOP