INTERVIEW08

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鈴江光男役 志賀廣太郎さん

『東京DOGS』の台本を最初に読まれた時の印象はいかがでした?

リアリティーから考えちゃうと、それはあまりないストーリーですよね。でも、僕は刑事ドラマでのシリアスコメディーということで、楽しく読ませていただきました。こういったスタイルの作品に、僕はあまり出演していませんので面白そうだと。フィクションなので、リアルを追求しない物語として読みましたから。でも、登場人物ひとりひとりの生き方や背負っているものにはリアルさは感じられました。

刑事ドラマとしての『東京DOGS』は?

まあ、よくこんなにドンパチやるなって(笑)。あまり僕の中に、刑事ドラマのストックがないので比較は出来ないのですが…。最近の刑事ドラマは、悪い意味ではないですけど、理屈で事件を解決していく作品が多いですよね。だから、捜査シーンは真面目です。対照的に『東京DOGS』は、そんな時にそんな話をしないだろう…ということが多い。そこがコメディーなんでしょうけど。こういった刑事ドラマを僕自身は他に知りませんでした。

鈴江は、どのようなキャラクターだと思いますか?

どうなんでしょう(笑)。刑事としては有能なんでしょうけど、表には出していません。聞いたところによると、ピストルの扱いも結構上手いらしいんですけど…。性格的には真面目ですけど、その真面目さの中にちょっとしたズレがあるんです。実は、こういったズレのあるキャラクターは福田(雄一)さんの描く作品によく出てくるんです。福田さんの作品『THE3名様』で僕が演じたパフェおやじもズレていましたし。僕は、いつも福田さんにイジられているんです(笑)。ほぼ、鈴江は僕を想定したあてがきだと思いますよ。

“落としの鈴江”という設定もありますね。

ええ。4話で、そんなシーンが出てきましたけど、僕は台本を読んだ時に“どういう意味なんだろう?”と思ってしまいました(笑)。説得になってないんじゃないかって。やっぱり、鈴江はどこかズレているんですね。

奏(小栗旬)の父親と、大友(三浦友和)、鈴江は同期です。

そうなんです。ですから、鈴江は父を殺害された奏を見守っている…というのはおこがましいかな? 父を殺した組織を追う奏の気持ちは理解しています。かといって、鈴江は大友のように積極的に奏を手伝うこともありませんけど。奏から見て、大友が父親代わりだとするなら、鈴江は親戚のおじさんくらいの感覚じゃないでしょうか。

小栗さん、水嶋(ヒロ)さんと演じてみて、いかがですか?

役の上での、奏とマルオのコンビは対照的で、すごく面白いと思います。ただ、リアルなドラマと考えると刑事役としてはちょっと若いかなっていう印象です。でも、リアルなものだけを追及したドラマでもありませんし、最近の若い人たちって、実際の年齢より若く見える気もしますので、それはそれでありなんですね。役を離れている時は、真面目な似たタイプだと思いますよ。

現場では、みなさんとどんなお話を?

台本で、疑問に思ったことを話したりしています。みなさん、疑問に思ったことを口にされるので…。役者同士がそんな話の出来る制作環境は、とても良いですね。どうしても、鈴江は刑事同士のシーンが多いので、たまには高倉家とかに行ったり出来たら…。ともさか(りえ)さん演じるゆりの病院には、この後も絶対に行きそうもないですね(笑)。

最後に視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします。

自分が出演しているドラマは、放送を見ているとどうしてもアラを探してしまったりします。でも『東京DOGS』は、客観的に見ても楽しめますし、鈴江役もおおいに楽しませていただいています。後半に向って、さらに面白くなると思いますので…私というか刑事たちのシーンも増えるかな? みなさんもお楽しみ下さい。

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